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職場リーダーはナゼ悩む?--- 結果が出ないから---

現在、職場リーダーをされている方々は、
時代の変化の大波に飲まれてしまいかねません。
部下に指示をしたいけどパワハラが叫ばれ、
苦手なデジタル化への対応も必要で、
ダイバーシティー向上のために
女性や外国人や定年再雇用者も職場にいる

以前よりも、職場をマネージメントするのが
非常に難しくなっているのは確かです。

悩みの本質は「結果」が出ない事

多くの職場リーダーが、様々なことに悩まれています。

例えば、以下のような事ではないでしょうか。
・メンバーのモチベーションが低い
・メンバーが思ったように動いてくれない
・自分より年上の部下の扱いが難しい
・メンバーの本音が分からない
・上司から無理難題が常に降ってくる
・上司からの指示を断れない
・目標にどうしても到達できない

本質的に、リーダーが何に悩んでいるかというと
「結果が出ないコト」
「自分の思い通りにいかないコト」
ではないでしょうか?

実は、職場全体の結果が出ている間は
・メンバーのモチベーションが低くても、
・メンバーが思ったように動いてくれなくても
大きな問題になりません。
ただし、
職場リーダー自身の「人材育成力」や「指導力」の
成果や結果が出せていないことになり、
リーダーとしての結果が
出せていないことになります。

悩みの原因は3つある

職場で結果が出ない理由は、3つ存在します。

【会社の課題】経営状況、システム、戦略
・こんな目標ムリ
・こんな給料じゃムリ
・こんな予算じゃムリ

【職場の課題】組織風土、構成員、メンバーの意識
・このメンバーじゃムリ
・この職場だとムリ
・誰もチャレンジしない組織風土ではムリ

【自分の課題】リーダーシップ、メンバーとの信頼関係
・自分じゃムリ・・・
・この権限じゃムリ

自分の力が及ぶところから手を付けよう!

この課題の中で、会社の課題への対応は、
確かに自分一人が頑張っても難しいかもしれません。
自分が頑張っても対応できない課題は、
一旦、無視しましょう!

そして、職場の課題・自分の課題に関しては、
自分のマネージメントのやり方次第で、
改善させていくことが出来るところに

考えを集中させていきましょう!

実際に、悩みの多くは、
「思ったようにいかない」
「想定していた結果が出ない」と言うことです。

何を行うにしても同じですが、
想定通りに行く事の方が少ないですね。
そして、「結果が出ない」と焦ってきます。
ただ、順調に事業展開をしている
社長さんを見ていると、
想定した通りに事業活動がされています。

結果を出すには、紙に書いて貼っておく

結果を出すためには、様々なことを
実行して行く必要があります。
ただ、本日ご紹介したい、一番簡単な方法は
「実行計画を紙に書いて貼っておく」こと!

それだけ?と思われるかもしれませんが
私の経験上、
実行計画に落し込んだ活動は
必ず実行され、結果がついてきます

逆に言うと、
実行計画化が出来ていない活動は、
結果が出せません。

実行計画を紙に書くという事は
・やりたいことを明確化&明文化し
・誰にそれをやってもらうのかを決め
・完了させたい日程を入れる
  
事になります。

目標ややるべき事を紙に書くことで、
皆の意識が一つになり、
みんなの力が結集されることで
結果が導かれて行くのだと考えます。

私は、SBT1級コーチとしても講座を持っていますが、
・「出来る」と思えば「できるようになる」
・「デキナイ」と思ったら「出来るようになりません」
不思議なのですが、世の中そのようになっています。。

目標を掲げた紙の前で毎日打合せをする

そして、目標を掲げた紙の前で、
毎日打ち合わせをして行きます。

すると、目標に向けて、
 誰が・どこで・何をやっているのか
明らかになってきます。
目標を掲げた紙に、進捗や課題を
ドンドン書いていきます

毎日紙の前で打合せをすると、
毎日課題が出てきます。
毎日出てきた課題を、一つ一つ解決していく。
それだけをひたすら毎日続けていくのです。

するといつの間にか、定めた期限の中で、
目標が達成できるようになっています。
打合せは、出来るだけ多くの関係者を呼んで
当事者意識をシッカリ植え付けながら、
関係者を巻込んで進めていくのです。

そうすると、いつの間にか達成できています。

このやり方は、職場の目標だけでなく
ご自身の人生の目標達成に向けて
応用が利きます!お試しあれ!

マネージメントの原理原則

何事にも、原理原則があります。
マネージメントにも、原理原則があります。
私がマネージメントを行っていく上で
常に考えている事は、7つのSです!

ご存じの方もイラッシャルと思いますが、
7Sのフレームワークを使って、
自分の職場を整えていくと、上手く行きます。
ヤルコトが7つもある訳ではありませんが
7つの視点で職場の整備をして行く事が大切。

マネージメントの7Sとは?

ハードのS
 Strategy:戦略
 Structure:組織構造
 System:経営システム
ソフトのS
 Shared Value:共通の価値観
 Skill:組織能力・職場の強み
 Staff:人材
 Style:組織文化

画像
マネージメントの7Sフレームワーク

結果を出す為の7つのポイント

マネージメントの7つのフレームワークを使って
7つの視点で職場の形を作り上げていきます。
「7つもやることがあるのか~」と
思われるかもしえませんが、
7つの視点を持つことが重要です!
活動は7つではなく、減らすこともできます!

【結果を出す為の7つのポイント】

①戦略    ➡ 年度方針・年度計画の作成
②組織構造  ➡ メンバーに仕事を割振る
③経営システム➡ 職場のルール化
④共通価値観 ➡ 職場の将来の姿を描く
⑤組織能力  ➡ チームワークの最大化
⑥人材育成  ➡ 一人一人の成長・キャリア
⑦組織文化  ➡ 職場の中での習慣化

上記の通り、皆さんが職場を運営するにあたって
実際には当たり前のようにやられている事
ではないでしょうか?
全く難しくありませんね。
それをシッカリと実行していくだけで良いのです!

そして、これを整えていくには
それほどの時間はかかりません!
むしろ、年度初めにシッカリと計画を作っておくと
その後が非常に楽になります。
是非とも、参考にしてください。

ご興味がございましたら、
ストリートアカデミーで講座を開始しましたので、
更に具体的にお話をさせて頂きます!

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  • この記事を書いた人

松幸 明

幸献ファクトリー369代表
職場活性化コンサルタント
JADA協会SBT1級コーチ(脳科学メンタルトレーニングコーチ)

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